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December 29, 2004

ローファイ

 ニルヴァーナのカート・コバーンがこよなく愛していた?というビート・ハプニングのアルバムを買いました。Kレーベルで一番最初に出たアルバムです。発表は1984年。

 いまではすっかり死語になった真のローファイ。ギター、ドラム、ボーカルの3人で、音程はずしまくり、思いつきで録ったようなテイクも多数、はっきりゆっていい加減すぎるアルバムなんですが、本当に自然体。メロディも際だって良いというわけでもなく、ボーカルのキャルビン・ジョンソンも美声とは言い難いのですが、なんとなく耳ざわりがとてもいいのです。そういうわけで、次回のめざバンではペイヴメントとベン・リーとビート・ハプニングで、ローファイ特集を組もうと思います。

 良い音楽、悪い音楽を決める基準は個人の嗜好だけ、とは思いたくはないですが、ビート・ハプニングのような音楽を聴いてしまうと、何が良い音楽なのか、分からなくなってしまいますね。芸術作品の優劣を語ること自体がナンセンス、という話もありますが、そういう「音楽の好みは個人の勝手」みたいな態度を取ると、好きな音楽を好きだと表明すること自体が無意味化してしまいますし。

 そういうふたつの考え方に揺れ動く年末です。

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