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January 01, 2005

紅白

 紅白を例年になくじっくり見ましたので感想を。

○良かったアーティスト
森山良子:トリクラスでもおかしくはない熱唱ぶり。あまりに最初の方で出てきてしまったので浮いた感もあるが、「つかみ」と考えれば納得もいく?

布施明:「シクラメンのかほり」ではなく「マイウェイ」というのが良かった。オペラ歌手のジョン健ヌッツォをしのぐスケール。声量と声質、ともに他の男性出演陣(演歌含む)を圧倒

nobodyknows+:氣志團(張り切りすぎ)やオレンジレンジ(明らかに疲れてた)よりもずっと良かった。曲は「ロコローション」とかと比べて個人的に好き

松平健:こういう景気のいい曲で年末を迎えられれば、すっきりした感じになる。今年の紅白は後半を中心にくら~い曲が特に多かったように思う。マツケンサンバみたいなお祭り騒ぎ系が少なかったのは残念。踊る阿呆に見る阿呆

中島美嘉:せっかくの歌に無理やりバイオリンをかぶせてじゃまをする葉加瀬太郎はいなくても良かったが、彼の「中島美嘉は日本一のディーバ」発言には同意。(教育テレビに出てる)UAに対決させたいと思わせる歌唱力。この後出てきたのが倉木麻衣だっただけに力量の差がはっきり出た

さだまさし:井上陽水の「最後のニュース」を凌駕したラディカルな世界観。もはや「日本のディラン」の称号はさだまさしのもの

平井堅:トリ前に抜擢。ユーミンにも負けずいい曲。歌だけで人を感動させることのできる稀有な人。映画とイメージをだぶらせることができたので良かったということも言える。ベタベタな恋愛詞でこれからもやっていくのだろうか

 演歌勢はあまりピンと来ませんでした。強いて言えば森進一と鳥羽一郎かなあ。森進一は「さらば青春の影よ」ってなんかモッズぽいタイトルですね。鳥羽一郎はいかにも荒波に繰り出す海の漢!という感じで雰囲気満点。

 トリの小林幸子は新潟の歌とはいえ、曲が古すぎ。しかも最後は嘘泣きっぽくて興ざめだった。天童よしみのほうがはるかによい。

 今年の紅白は最後を除いて全体的には良かったと思うが、4時間で56組を歌わせるというのはいくらなんでも詰め込みすぎ。演奏終了後の余韻に浸る間もなく、いきなりアナウンスが無粋に次のアーティスト紹介に入るというのはいかがなものか。40組程度にまで減らして、じっくり見せた方がぜったいに良いと思う。

 とまあいろいろ文句は言いましたが、老若男女全ての人が見る番組と考えれば、出演者・アナウンサー・演出ともどもよく頑張ってつくったと思いました。ただ「万人に受ける番組」というコンセプトそのものがそろそろ限界に近いような……。 

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