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February 04, 2005

レンタルCD

 行きつけのツタヤは家に近い方と遠い方の2店がある。

 家に近い方のツタヤは品揃えがぜんぜんダメで、借りたいものがほとんどない。遠い方のツタヤは新しいお店で結構品揃えが豊富。でもクルマで20分以上もかかるのでかなりめんどくさい。仕事帰りだと、家に近いほうが便利なのでついつい近い方のツタヤで借り、そして後悔するのだ。

 で、今回借りたのは近くのお店。内訳はCD4枚+DVD1枚。

UAのベスト盤『イルミネーション』(だっけ?)
ロイクソップのファースト『メロディーA.M.』
フリッパーズ・ギター『カメラ・トーク』
TEENAGE FUNCLUB『バンドワゴネスク』
DVD『GARACTiKA vol.5 bloodthirsty buchersその他』

 単なるディスクレビューでは芸がないので、別の紹介方法を考えようと思ったのだが、それもめんどくさいので、適当に書いていくことにする。上のリストを見て思うのは、いずれも思い出深いアーティストばかり、ということだ。

 UAはとにかく『甘い運命』という曲が聴きたかったから借りた。ハタチ前に相模川でゴミ袋を水着にして泳いでいた頃、この曲(とレッチリの『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』)を頻繁にかけていた記憶が脳裏にびっちり焼き付いていたからだ。数年ぶりに聴いたが、当時の印象とは全く違う。こんなにレゲエチックだとは思わなかったし、UAの声も当時はすごくク~~ルに聴こえていたものだが、いま聴くと妙にうわずった感じで、若々しく感じる。そしてみずみずしい。べつに今のUAが枯れているとかということを言いたいのではない。円熟味を増したといいたいのだ。昔もいいし、今もいい、そういうわけです。

 ロイクソップはたしかノルウェーの男2人組で、AIR(from France)の北欧版といった感じのバンドだ。一昨年のフジロックのレッドマーキーで聴いたバキバキ・ダンシング・エレクトロニカ・チューンがやたらと印象に残っていたので借りてみた。これはこれで予想通りというかなんというか、北欧のバンドらしい清涼感とエレクトロニカな感じをちょっと下品な4つ打ちでハウスっぽく仕立て上げました、というもの。冷静に聴いていると大したことのないアルバムだが(すいません…)、フジロックという祭りの場が彼らの音楽に彩りを添えてくれたのでは、と思ったりもした。

 フリッパーズ・ギターは日産マーチのCMを見た時からいつか借りようと思っていた。このアルバムが出たのはもう12年も前のこと。遠い目をしながら1993年を思い出すと、当時わたしは高校1年生。恥ずかしながら洋楽のヨの字も知らなかった(知っていてもカーペンターズとかビートルズとかという程度)。

 今思うと、当時「フリッパーズ・ギター」というコトバは、『Olive』とか読んでる女の子やそういう女の子を好む男の子にとっては、当時の「ポール・スミス」とか「トランスコンチネンツ」とかいうのと等価に扱われていたように思う。それほど「おしゃれ」なるものの代名詞だったのだ。そんな憧れと羨みを同時に抱きながら聴くことのできなかった『カメラ・トーク』を改めて聴いてみると……。
 どうしてこんなアルバムが受けたんだろうか、と正直思う。12年前ということを差し引いても、である。とくに2曲目の「カメラ!カメラ!カメラ!」には参った。C-C-Bじゃないんだから、この音はないでしょう。「ラテンでレッツ・ラブまたは1990サマー・ビューティー計画」「バスルームで髪を切る100の方法」「ワイルド・サマー/ビートでゴーゴー」とかいう曲名もカンに障る。

 とはいうものの、単に文句を言うだけでは何の意味もなさない。こういう音楽が当時の若い世代に受けたという事実は厳然として存在するのだ。……と、そこで彼らが受けた理由を考えてみようと思ったのだが、どうにも思い浮かばない。

 ここまで考えつかないということは、それだけ彼らの音楽が1993年という時代と全盛期の『Olive』少女なるもののスイートスポット(範疇としては非常に小さいのだが、その小さな範疇に大勢の人が群がっていた時代でもある)を直撃したということではなかろうか。あまりに狭い時流とターゲットを直撃したがゆえに、外部の人間にとってはますます理解しがたいものとなるのだ。

 残りのCDやDVDも紹介したいが、だいぶ長くなってしまったし、脳も疲れたので今日はここまで。

 ご感想があれば掲示板までお願いします。

 上の住人が引っ越したらしく、隣の住人はおじいちゃんなので、
 早く眠ってしまう。したがって大音量で音楽が聴ける。とてもいいことだ。

 かなりいい加減に書いているが、これはこれで楽しいので良しとしよう。

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