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June 05, 2005

CANIONING

canioning 仕事で「キャニオニング」というアウトドアスポーツをやってきた。場所は長良川の支流(らしい)の板取川。いわゆる沢登り/渓流下りというやつだが、名前から想像できるほど生やさしいものでない。ウェットスーツとライフジャケットを着込み、ヘルメットとモックで完全武装して自然と格闘する立派な「スポーツ」だ。

 学生時代、相模川で宴会キャンプをやりながら、寄った勢いで汚い川で泳ぎ何度も溺れ死にそうになった経験から、川で泳ぐことがいかに危険かは分かっていたつもりだったが、今回のは相模川とは比較にならない急流・激流だ。

 とくに辛いのは登り。切り立った崖を流れに逆らって進むのは大変な労力を必要とする。底に沈む石にはコケが生えつるつる滑ってまともに歩けないし、とつぜん深くなったりもするので、いきなり深みにはまってブクブクブクということもある。見た目では穏やかでも実際の流れはとても強いので、まったくもってうまく進めないのだ。

 また、滝があるところでは川をのぼれないので、川の横の崖を伝って登る。ここではクライミングの技術が必要となる。崖に貼り付いてよじ登る。これがまた大変で、川から崖によじ登るためにクリフハンガーよろしく腕力でカラダを引き上げるのだが、うまく手をかけて力を入れられるような岩がなく、何度も手を滑らせて川から落ちて流された。で、また崖を登るためにポイントまで泳いでたどり着き、またよじ登りかけのところでドボン。……これを3~4回繰り返していると、もう本当にクタクタになる。
 
 意図しないところで水に沈むという感覚は、人生の転落に似ていて(?)妙な味わいがある。もがいたところでいたずらに体力を消耗するだけだし、かといって無為に過ごしていると下流に流される。リアルタイムに思考と行動を同時進行させることの困難さがある。まさに「見る前に飛」ばねばならない。

 あまりの疲れのため、会社に帰ってもまともに仕事ができず。ふだんの運動不足を痛感したが、良い勉強にもなった一日だった。

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