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August 28, 2005

あつい

(1)
 8月も終わりだというのに、この暑さ。月末の土日は仕事が休みなのだけれど、自分の部屋があまりにも暑くて、眠れないし、おなかは壊すし、食欲は出ないし(でも酒は飲む)で、仕事をしているより体力を消耗する。こんな暑い日がまだまだ続くと思うとほんとうにうんざりする。

 ホームページの文章もまったくやる気が起きないが、フジのレポートだけは何とか完成させないと。

(2)
 そういえばサマーソニックのレポートを読みたくて『クロスビート』の最新刊を買ったが、発売日は8月20日とある。サマーソニックからたった1週間で発行したわけで、雑誌としては驚異的な早さ。どういうスケジュールにすればああも早く出せるのか知りたい。

 とはいうものの、webではライブから1時間も経てば膨大な量のレポートと写真がわんさか出てくるわけで、雑誌はどうしても後追い記事になってしまう。そうなると雑誌が出るのが1週間後だろうと1ヶ月後だろうとあんまり関係ないような気もする。いまさらなライブレポートを読むために、紙だからという理由だけで600円やら700円やらを払わされるのはバカらしい(それでもついつい買ってしまうんだけれど)。

 当然のことながら『クロスビート』も上の件には自覚的で、去年あたりから出演アーティストのインタビューを前面に押し出しすようになった。もちろん最低限のレポートは載っているが、今年はさらにインタビューページが増えて、レポートのページはさらに減った。ここまで減ると、ひとつのアーティストに割けるのは4、5行になってしまっていて、文章はいかにもやっつけ仕事で面白くない。

 こうなってしむと、もはやレポート部分は要らないんじゃないかと思ってくる。いっそのこと「超速報!! マリンステージ&ソニックステージ出演全アーティストインタビュー!!」とかにしてくれた方が読んでて面白いのに。

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August 26, 2005

いまさらながらMODULATIONS

moog 先日他界したロバート・モーグ博士(写真:アップリンクのHPより無断で借用)追悼の意も込めて?、『モジュレーション』(UPLINK)のDVDを買った。3980円也。テクノ・ミュージックの成り立ちと発展を、関係者の証言や映像から明らかにしていくという内容だ。見て楽しいかといわれると、はっきり言って面白くないが、ドキュメンタリーなのだからそれは当然のこと。あらゆるシーンを知り尽くしているかのように語る音楽評論家のしたり顔はなんとなく気にくわないけれど、しゃべっていることは実に的確だ。錯綜するテクノのジャンルを整理するための格好の学習用教材といえる。この映画のおかげでデトロイト・テクノとシカゴ・ハウス、プログッレシブ・ハウスの違いが(なんとなく)わかったような気がする。

 それと何より映像が貴重。人物がなかなか表に出てこないテクノ/ハウスの世界のなかで、いろいろな人の顔を拝むことができる。「あのステキな音楽を創り出したひとはこういう顔をしていたのか」という新鮮な驚き。アニメで美少女系キャラの声を演じている声優本人の姿を見たときのような軽いショックを覚える。なかには想像していたよりもカッコイイ人もいたけれど(若いころのスクエアプッシャーとか)。

 レインボー2000の映像も初めて見た。若い頃のケン・イシイもいたし、田中フミヤもいた。本でしか読んだことのないデリック・メイやらジョン・ケージの顔も見ることができた。それだけでも買った意味があるが、ちょっぴり残念なのはサウンドと映像が断片的すぎること。音楽を聴きたきゃサントラを買え、というところなのだろうか。話はテクノからハウスへ、そしてヒップホップへはたまたファンク/R&B、また戻ってハウスへというふうにめまぐるしく場面が転換する。頭である程度整理する必要がある(『モジュレーション』公式ガイドブックも出ているらしい)。

 それにしても、テクノはロックにも増してオトコ中心の世界だ。この映画のインタビューに登場したのは全て男性で、女性はだれひとりとして出てこない。クラブやらレイブに行けば女の子もけっこういるのに、パイオニアといわれるテクノ・ミュージック・クリエイターはなぜ男性ばかりなのだろう? テクノに限らずジェンダーの視点からポピュラー・ミュージックを論じた文章は見たことがない。きっと面白いテーマだと思うのだけれど、とても話が難しくなりそう。

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August 23, 2005

朝霧JAM駐車券騒動

 webでは10分も経たずに売り切れ、掲示板で大騒ぎになっている朝霧JAMの駐車券。

 かくいう自分も10時の一般発売と同時に右手でwebにアクセス、同時に左手で特電にTELという二刀流作戦で望んだが思いっきり撃沈。けれども天の思し召しか、日ごろのおこないがよかったのか、翌日あきらめ半分で電話したぴあにまだ場外駐車券が残っていて運良くゲットできた。ともあれ、駐車券を希望している人たちに機会が均等に与えられたか、というとやはり疑問が残る。情報を集めたもんがちというのは確かだけれど、やはり一番の問題は主催者側の手際の悪さだということは間違いない。

 でもよくよく考えてみると、この程度の規模のキャンプイン・パーティに12000人も集まるというのは異常ともいえる。あくまでも個人的な予測だけれど、トータスやゴールディ、ROVOといった錚々たるアーティストが集うメタモルフォーゼでも(会場のキャパ的に言って)7~8000人がぎりぎりの数字だろうし、神立で開催されたSummer Arcadeや“宴”に至っては1000人にも届かない集客だろう。毎週末いたるところで開催されているレイブにやってくる客の数なんてのは、500にも満たないのがほとんどだ。これらのイベントは、オーガナイザーの熱意で実現されているものがほとんどで、スポンサーもないので収支はそうとう厳しいと思う。でも、5年10年と続けて行くにはそれなりの見返りがあるものにしていかなければならない。

 要は、儲かるイベントとそうでないイベントが完全に二極化しちゃまずい、ということだ。儲かるイベントは必ず肥大化し、儲からないイベントは主催者にどんなに熱意があっても必ず消える。

 もはや見る側は朝霧JAMに「まったり」を期待してはいけないのだと思う。まったりしたいなら、ほかにいくらでもある。偉そうなことはいいたくないが、そういうイベントにも行ってあげてよ、と正直言いたい。

 朝霧は、フジとかサマーソニックと同じように、人がたくさん集まることによって気分が盛り上がる「お祭り効果」で盛り上がるのがいちばんいいのではないのかなあ。「フジみたいに3泊4日キャンプはつらいけど、1泊2日なら何とか大丈夫」という人のためのイベントだと個人的には捉えることにした。

 もちろん、地元の小さいイベントにも時間とお金の許す限り足を運ぼうと思う。名古屋に来てよかったことのひとつは、そういうパーティに格段に参加しやすくなったことだ。

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August 20, 2005

『ミュージック・マガジンの500枚』

 探していたミュージック・マガジン社のディスクガイド『ミュージック・マガジンの500枚』をようやく手に入れた。ジャケットは相田みつを的(ほかに元ネタがあるのだろうか)。人生訓の多い『ミュージック・マガジン』らしい?

 企業としてのミュージック・マガジンは、ポリシーかそれともカネがないのか自社のwebサイトを(おそらく)用意していない。本やCDの情報源はほとんどネットから、というのが普通になってしまったわたしにとっては、これはけっこう不便だ。しかも同社の本は流通ルートが特殊なのか、アマゾンやら紀伊国屋webやらを検索しても出てこない。かといって書店で注文すると2週間も3週間も待たされたりする。注文して何週間も待たされるくらいなら、その間に大きな書店に行って見つけてくるからいいや、と思うのだが、面倒だったり暇がなかったりして結局行かない。そうしているうちに本は店頭から消え去り、入手不能になってしまうのだ。

img_3007 そんな話はともかくとして。『ミュージック・マガジンの500枚』は久しく更新していないディスクガイド・ガイドを執筆する気を起こすために買ったが、なかなかユニークなつくり。「地域」「音楽ジャンル」「年代」を変則的に組み合わせて分類しているところに特色があるとおもう。

 まず大分類からして特殊で、「ロック」「ブラック・ミュージック」といったジャンル名と一緒に「カリブ/中南米」「ヨーロッパ」といった地域別の音楽が横並びになっている。

 このうち「ロック」はアメリカン、ブリティッシュ、ユーロの3つに分けられ、「ブラック・ミュージック」はジャズ、R&B/ソウル、ラップ/ヒップホップ、ハウス/テクノなどにわけられる。

 さらにロックとブラック・ミュージックのそれぞれのサブジャンルは「~1969年まで」「1970~79年」「1980年~」という時間で区分されている。

 何が言いたいのかというと、この本は非機械的というか、非論理的な分類の仕方に特徴がある。ふつうならまず第1の階層で「音楽ジャンル」別に分類され、それぞれのアルバムは「年代」順に並べられるというパターンをとるが、この本では本来なら異なる階層にあるべき条件が、あるところでは並列になっていたり、あるところでは前後逆になっていたりする。

 そうなってくると、ディスクの分類基準はおのずとあいまいになってくる。とくにこの本の場合、黒人音楽とロック、さらに中南米という括りになっていて、それぞれの区分を明確に峻別しようとすると、どうしても違和感が出る。スペシャルズはどれに入るのの? ジミヘンはロックなのに、プリンスはブラック・ミュージック。その差はどこにある? テクノ/ハウスは黒人音楽の範疇に繰り入れられているのに、なぜアンダーワールドが?という話になってくるから。

 分類だの範疇だのくだらないことにこだわってんじゃねえ。肝心なのは中身だよ、という声が聞こえてきそうだが、ディスクガイドは「形式」それ自体がすでにおおよその「内容」を示しているケースが多い。分類の基準が明確だと、全体の内容がカッチリ決まった感じになるし、逆にあいまいだと、「ロック」の視点から評しているのか、あるいは「黒人音楽」と捉えて論じているのか明確でなくなって、レビューの焦点がぼやけたものになってしまう。だから読み物としてはおもしろくても、ディスクガイドとしての機能性を考えるとこの本の出来はいまひとつかなという評価になってしまうわけだ。

 とまあほかにもいろいろ書きたいことはあるのだが、そこらへんは近日更新予定のディスクガイド・ガイドにて考えてみることにします。

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August 16, 2005

HDD

 外付けのハードディスクを買った。250GBで1万4000円。安い。3年前ではとても考えられなかった値段だ。DVD-Rだって5枚で1000円近くすることを考えればハードディスクのコストパフォーマンスは相当なものだ。

 いままでCD-Rに焼いて取ってきた画像やらテキストやらのバックアップを全て移し、音楽を全部ぶち込んでもまだ3分の1も使い切っていない。クラッシュした時のことを考えるとおそろしいので、いちおうディスクでバックアップは取ることにする。それにしても世の中どんどん便利になっていくなあ。

 インターネットの世界もどんどん進歩して、わたしのようにタグまで手打ちするホームページはもはや古めかしいものになってきた。もはやブログやmixiとかもあたりまえ。次ははポッドキャストが来そうだが、というかすでに来ているが、とりあえず手を付けなくちゃなあと思う。もう数年は時代に遅れずについていきたい。取り残されるのが怖いから。

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August 15, 2005

敗戦記念日に思ったこと

 この仕事をしていると、いわゆる「成功した」人とお近づきになれる。それは大学教授だったり、開業医だったり、事業者だったり、技術者だったり、評論家だったり、あるいは政治家(これについては間近で見られるという程度だが)だったりとさまざまなのだが、そういう人たちと話をしていると、何となく自分も「成功した」人の仲間に入ったような錯覚を一時的に覚えるのだ。自分が偉くなったわけでもないのに。

 一方で、学生時代バイトしていたころに職場と共にしていた大人たちは、「ダメ人間」ばかりだった。リストラされた人だったり、住所不定・ホームレスにかぎりなく近かったり。あるいは人前で平気でおならをしたりと品性を疑うほどだった。これを社会の底辺というのかもしれないが、当時はそれが普通の人間だと思っていたのも確か。実家はいわゆる土建屋だが、それに従事している人たちも似たようなものだ。

 もっとも自分に他人をダメ人間呼ばわりする資格などなくて、自分自身そのダメ人間の一部なのだが、それにしてもこのギャップは何なのだろう。

 偉そうにしているのはイヤだが、かといって媚びへつらうのも好かない。知ったかぶりはキライだが、無知にはなりたくない。左翼の理論も理解できるが、右翼の心情も納得がいく。こういう状態は精神的にはバランスが取れていうというのか不安定というのか。全てのことに拠りどころがなくて、ひたすら宙ぶらりん。

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August 14, 2005

眠れない

(1)
 あまりにも暑くて酒をいくらのんでも眠れない。しかたがないのでホームメイド家族、ではなくてホームページづくりにいそしんだ。

 なかなかできないでいたフジのレポートをようやく掲載。時間と共にだんだんと記憶がおぼろげになってくるので早く書かなきゃ。

(2)
 知多半島の内海で"RIDE ON"というイベントがあるらしい。内海は関東で言えば湘南とかにあたるそうだ。
 クルマも手に入れたことだし(けど4カ月限定)、できたら行きたい。いつもひとりで淋しいけど、これだけクソ暑いとなんとなくがんばれそうな感じ。

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August 12, 2005

実家から

 町田の実家から仕事中に電話が。めずらしい。なんか事件でもあったのだろうかとおもって電話に出ると、「お盆は帰ってこないのかい?」と聞いてきた。

 いままで、こんな風にきいてくることはなかったのに、どういう風の吹き回しだろうか。そんなに帰ってきてもらいたいのだろうか。カネもないし、微妙に仕事も残っているので帰るつもりはなかったのだが、そう言われるとココロも揺れる。

 そしたら、次の一言。「いや、あたしら明日から旅行に行くので留守番してもらおうと思って」。

 何じゃそりゃ。お盆って、家族そろって団らんする数少ない機会なんじゃないの? どうやら他の3人の兄弟も仕事で町田に戻れないから、最後の頼みの綱?ということで自分に電話をかけてきたらしい。まあ親子関係なんてのは、しょせんそんなものなのだろう。それはそれであっさりしててぜんぜん良いんだけど。

 そういうわけで実家には帰らない。

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August 09, 2005

明日なき暴走

もちろん小泉首相のこと。参院で否決されただけで解散するほど世論の関心の高い法案だったのかねえ。首相の妙なエゴが前面に出ていて、市井の人間と政治家との距離の隔たりを感じないわけにはいかない。

個人的には改憲問題の方がよっぽどバイタルな事柄のように思えるが、ともあれいまは首相言うところの「反対勢力」の側にまわって、この流れをおしとどめる。この一点のみ。

あと関係ないけど久しぶりに「発泡酒飲み比べ!」を更新。上の発言も酔っぱらいのたわごと、ということで。

さらにもう一点。朝霧JAMに行きます!お供募集。クルマなら出しますよ~(社用車が借りられれば、の話ですが)。

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August 07, 2005

もう1週間

フジの写真をアップ。こちらからどうぞ。

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August 04, 2005

ようやく帰ってきた

 フジのあとは関東の方で仕事がちょこちょこあって、名古屋に戻ってきたのは実は昨日。写真はいちおう整理したけど、アップするヒマがないので少々お待ちを。もっと撮っておけば良かった、と毎年思う。今年は昨年以上に雨に祟られたので、カメラを構える機会が少なかった。

 あと、印象が薄れないうちにレビューも載せる予定。ちなみに3日目のベストはダントツでMOBY。ロイクソップも良かったらしい。時間がかぶってて行けなかった、というのが一番の理由だけど、前日のテイ・トウワの凄まじい人混みを経験したあとなので、レッドに足を運ぶのがおっくうになってしまったのも確か。

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