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August 15, 2005

敗戦記念日に思ったこと

 この仕事をしていると、いわゆる「成功した」人とお近づきになれる。それは大学教授だったり、開業医だったり、事業者だったり、技術者だったり、評論家だったり、あるいは政治家(これについては間近で見られるという程度だが)だったりとさまざまなのだが、そういう人たちと話をしていると、何となく自分も「成功した」人の仲間に入ったような錯覚を一時的に覚えるのだ。自分が偉くなったわけでもないのに。

 一方で、学生時代バイトしていたころに職場と共にしていた大人たちは、「ダメ人間」ばかりだった。リストラされた人だったり、住所不定・ホームレスにかぎりなく近かったり。あるいは人前で平気でおならをしたりと品性を疑うほどだった。これを社会の底辺というのかもしれないが、当時はそれが普通の人間だと思っていたのも確か。実家はいわゆる土建屋だが、それに従事している人たちも似たようなものだ。

 もっとも自分に他人をダメ人間呼ばわりする資格などなくて、自分自身そのダメ人間の一部なのだが、それにしてもこのギャップは何なのだろう。

 偉そうにしているのはイヤだが、かといって媚びへつらうのも好かない。知ったかぶりはキライだが、無知にはなりたくない。左翼の理論も理解できるが、右翼の心情も納得がいく。こういう状態は精神的にはバランスが取れていうというのか不安定というのか。全てのことに拠りどころがなくて、ひたすら宙ぶらりん。

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