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December 31, 2005

帰省

(1)
gohome 昨日の深夜から今日の明け方まで飲み明かしてしまい、そのあと眠ろうとこたつに入ったが妙に緊張して眠れず。高めのテンションのまま、勢いで町田まで帰ることにした。名古屋から4時間ちょっと、ノンストップで実家に帰宅。ラグが忠犬よろしくお出迎えしてくれた。健気なヤツだ(たぶんエサを期待していたんだろうけど)。来年はイヌ年だから、縁起を担いでラグを散歩につれてってあげようかな。

(2)
 大みそかなので、ごあいさつを最後に。このつたないホームページに訪れてくださった皆さま、さらにメールを送ってくださったり掲示板に書き込んでくださった皆さま、どうもありがとうございました。来年も地道に頑張りますので、ヴェルヴェッティの部屋をどうぞよろしくお願いいたします。

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December 29, 2005

『下流社会』

 三浦展(あつし)さんの『下流社会』(光文社新書)をいまさらながら読んだ。三浦さんといえば、パルコの『アクロス』編集長をつとめ、著書もこのところいろいろなところから出している気鋭のジャーナリストだ。経歴だけを見てもマーケティングというか、時代を読むセンスに優れている人だということは想像がつく。

 内容の詳細は本を読んでもらうか、書評サイトを見ればだいたい分かるが、筆者の主張をひと言でまとめれば「日本のいわゆる中流階層は消滅し、大部分を占める“上昇志向を持たぬ下流階層”と、“一部の富裕層(上流階層)”に分裂する」というものだ(誤解を受けると困るので詳しい内容については中身を読んでくださいね)。

 「上流」「下流」の区分というのは、当然経済的な「豊かさ」が条件になるが、それだけでなく、いわば上昇意識を持つか否かという点も含まれるというのがこの本のミソだ。ただし、この考え方自体は山田昌弘さんの『希望格差社会』をそのまま引用しているわけだけど。上昇志向を持たぬことを「下流」を言い切る潔さが面白いところだ。

lower_society 「現在は、将来の所得の伸びが期待できる少数の人と、期待できない多数の人、むしろ所得が下がると思われる少なからぬ人に分化している。多くの人が共有できた上昇への希望が、現在は、限られた人にしか与えられない」(109ページ)という文章の上には、路上で眠り込む若者の写真が大きく載せられ、キャプションには「希望を失った若者が街中に倒れ込んでいる」(画像)。写真を見るだけでは、倒れている若者が「希望を失っ」ているかなど分かるはずもないし、こうした若者が「街中に」倒れ込んでいるかというと、正直疑問が残る。

 ちょっと揚げ足取り的だけれど、この本では上のような読む者のインパクトを強める演出/レトリックがあちこちにちりばめられている。良い悪いは別にして、こうした演出的な発想は学問畑からは生まれてこないもので、雑誌づくりの発想といえる。

 三浦さんはさらに続けて、「希望が持てるかどうかが、個人の資質や能力ではなく、親の階層で規定される傾向が強まっている」という。様々なデータを持ち出してこのことを説明しているが、なぜ親の階層で規定されるのかというの理由、すなわち「希望を失うメカニズム」という肝心の問題については書かれていない。

 いろいろなサイトの書評を見ていると、「サンプル数が少ない」とか「決めつけが多すぎる」といった批判がでている。たしかにそうかも知れないが、これらの難癖はアンケート統計を使った論考にはよくあることで、取り立てて大きな問題ではない、と個人的には思っている。もっと詳細な計量分析を読みたいなら大学図書館とかでいくらでも読めるが、それらは圧倒的につまらないももばかりだ。『下流社会』という本の魅力は、理論の正しさよりも、「面白さ」そして「感覚的に何となく納得できる」ということなのだから。

 ここからは勝手な想像になるが、長年若者のポピュラーカルチャーを見つめてきた三浦さんは、直感的に「下流社会」の到来を感じ取っていたのではないのだろうか。データから帰納的に理論を導き出すのではなくて、まず自らの感覚から出発して、それを多少なりとも客観性を持たせるために(サンプル数が少ないながらも)統計を援用したのだろう。ただ、引用している統計のほとんどは「カルチャースタディー研究所」のweb調査(!)なので、データの信頼性という点ではかなり怪しいが……。すくなくとも学術論文では、webアンケートによる量的調査資料が利用されることは(よほど特殊な事情がない限り)まずありえない。

 とまあもっと書きたいことはいろいろあるけど、だいぶ長くなってしまったのでこのへんで。ともあれ、この『下流社会』は、読み物としての面白さは十分にある本だと思う。

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December 27, 2005

ひさしぶりに更新

(1)
 ホームページをなんとか更新。あともうひとつ、年内に更新する予定なのでよろしく。

(2)
 ココログのデザインをちょこちょこといじっている。フッタは取り去ってヘッダをつけた。それでもなかなか思ったようにはならないが、だんだんとこぢんまりとしてきた。画像のサムネイルの大きさがバラバラで、ちょっと統一感に欠けるのが気になるけど今になって変更するのも面倒なのでとりあえず現状のまま。

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December 25, 2005

クリスマス

01 今日は仕事のため大阪。いつもならクルマで行くところだが、このところの大雪で高速道路がひどく混んでいたので、電車で行くことにした。けれども昼間に起きた地震と大雪のおかげで電車が止まってしまったのと、不慣れな場所でとにかく迷ったのとで目的地に着いたのはアポの時間の2分前。あやうく遅刻するところだった。危ない危ない。

02 心斎橋で取材があったのだが、仕事はいつものことなのでとくに問題なく2時間ほどで終了。せっかくなので仕事ついでに街をぶらぶらしてきた。

 アメリカ村に来たのは高校の修学旅行以来で、じつに10年ぶり! なんて時が経つのは早いのだろう。ひさしぶりに来たアメリカ村はなんだかとってもこぎれいになっていて、アメリカというより表参道村。むかしはもっとこぢんまりしていたように思うんだけどなあ。そうそう、ここでリーバイスの517を買って自分で染めたりしたんだっけな、でもって色ムラが不自然に出まくったけど我慢してはいていたんだっけな、それ以来ジーンズは買わなくなったんだっけな、てなことなどをいろいろと思い出していた。

03 御堂筋はこれまた立派。ディオールやらヴィトンやら大丸やらが競い合うように光を放っている。地球温暖化、石油高騰、省エネなんてお構いなしだ。この日はさすがにイブだけあってカップルが目についた。それにしても、みんなおしゃれだなあ。クルマばっかりで移動している服装とかにはほんと無頓着になってしまうのだが、たま~にこうして電車を使って都会に出て、人がたくさんいるところに行くと、なんかとても自分のカッコがみすぼらしい。多少は自分の身なりにも気を使わなきゃなあ、と思う。

 帰り際についつい入ってしまった大丸のデパ地下で、おいしそうなスパークリングワインを見つけたので思わず買ってしまった。ピンクのパッケージがちょっとこっぱずかしい。

04 行きは時間がなかったので新幹線だったが、帰りは近鉄線の特急で名古屋に戻った。新幹線だと1時間、近鉄だと特急でも2時間半とだいぶ差があるが、料金的には新幹線が6000円、近鉄だと4000円とずいぶん安い。近鉄のほうは座席も空いていて広いし、奈良の「さと」を通るので景色も変化があって楽しい。

05 そんなわけで名古屋には11時すぎに着き、会社で数時間原稿を書いて帰宅。すでに夜が白みかけている。

 上の話とは関係ないが、先月あたりからちょこちょこと「クリスマスにぴったりな名盤集」を準備してきた。が、けっきょくクリスマス前には更新できなかった。ほんとうにあと一息なんだけど、仕事と一緒で最後の仕上げに時間がかかる。今日明日中には何とか更新する予定なので、季節はずれな話題にになるけどよかったら読んでください。(写真は上から、アメリカ村案内/心斎橋のディオールと大丸/アーケード街/御堂筋で見た聖者(?)の行進/京橋のクリスマスイルミとゴスペルライブ)

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December 23, 2005

スノウ!スノウ!スノウ!

01 表題はフリッパーズギターのノリで。「青春はいちどだけ」と彼らは歌ったけど、青春を飛び越して童心に帰って浮かれちゃうぐらいに今年の名古屋は雪まみれだ。会社の一眼レフを手にして帰ったが、撮影できるシーンが無限大に広がるからやっぱり一眼は強い。小さなカメラでも、例のGRデジタルみたいに明るい単焦点レンズとかならなんとかなるんだけど今度はズームに不安が出るし。

02 とまあカメラの話はどうでも良いとして、雪よ、雪! これだけ降るとほかの天災や人災、地震とかテロとかが起きそうな気がしてちょっぴり不気味だ。雪はあしたも、その次のクリスマス・イブも降るらしい。文字通りホワイトクリスマス。非常にめでたいが、その日に限って出張だから今年のついてなさは尋常でない(T_T)。右の写真ですごいカッコでで倒れているのは自分です。

03 いま『カメラ・トーク』を聴いているが、このアルバムってこういうシチュエーションに意外にばっちりはまるということを今さらながら気づいた。

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December 21, 2005

あたたたたかい

(1)
 勢いよく連日投稿。ひさしぶりに肩をすくめて歩かなくても大丈夫な夜。

 朝から病院でリハビリがあったので、ひさしぶりにパンダを車庫から引っ張り出した。立体駐車場の地下2階に収まっているので、この雪でも大丈夫!と思っていたが、まったく大丈夫でなかった。地上の気温が低すぎて、地下2階部分の天井に結露した水がボディにポタポタ落ちてしまっていた。サビに弱いイタリア車なので、多湿の環境においておきたくないのにー。

IMG_3590 出社後は、所用で名古屋周辺を行ったり来たり。社用車が出払っていたのでマイカー。半分ドライブ気分でたのしんだ。やっぱりクルマは乗ってなんぼだね。写真は、某レストラン風カフェ(?)での仕事ついでに駐車場で撮ったもの。


(2)
12210002 ひさしぶりにディスクガイドの話題。『STUDIO VOICE』の別冊、「オールジャンル・コンプリート・ディスクガイド」が書店に大量に並んでいたので思わず買ってしまった。基本的には同誌の音楽特集記事を編集したものだけど、ひとつにまとめて読めるのでなかなか面白そう。200ページ弱で1200円。

 あと、棚差しで『SIGHT』だか『H』やらでディスクガイド特集をやっていたようだけど、「これ聞かずしてロックを語るべからず」みたいなサブタイトルがついていた。いかにも「俺はロックを知っている」かのようなエラそうな物言いだ。音楽に「好き」「嫌い」はあっても「優」「劣」を検証する術(客観的で説得的な判断基準)はないということを、以前モー娘。をネタにして書いた覚えがあるが、それを思い出した。

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December 20, 2005

しつこいけど、雪

12190007 さすがにこの雪ではクルマも自転車も怖くて乗れないので、歩いて会社へ。せっかくなので川を渡る橋の上で写真を撮った。雪原と化した矢田川河川敷。もしかしたらこのあと数十年はこういう光景は見られないかも知れないので、記録として。

 午後からは晴れたので、放射冷却のために夜は恐ろしく冷え込んでいる。道路はカチンコチン。ヤフーとかの天気予報だと今日の最低気温はマイナス7度とか。北国に住んでいる人から見ればたいしたことないだろうけど、雪があるにもかかわらず、雲ひとつない夜空で、ギンギンに冷えているというのが不思議。

12190011 夜の11時過ぎ、帰りに橋を通りかかった時には、正面というか川の上流のほうに月が出ていて、しかも空気が澄んでいたので星もたくさん見えた。これまでになく感動的できれいな景色だったので、なんとか写真に収めようと思い、頑張ってみたがだめだった。カメラの画角が狭くて月までどうしても入りきらないのと、周囲が暗すぎてピントが全然こない。

 このくそ寒い夜中に、橋の上でひとりでぶつくさ言いながら古くさいデジカメを構えていたので、かなり道行く人やクルマに怪しまれていた。や、別に変な写真を撮ろうと思っているんじゃないんですよ。このきれいな景色を何とか写真に収めようと頑張っているんです! ほら、見てくださいよ! ね? きれいでしょ。きれいって言って!!と橋の真ん中で言い訳を(心の中で)叫ぶ。

 自分自身の写真の腕が全然たいしたことないのはわかっているが、撮りたいと思ったときにイメージしているような撮り方ができないとやっぱり悔しい。新しいデジカメ欲しいなあ。買おうかなあ。

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December 19, 2005

大雪

12190001 昨日の夕方から降り続いている雪はいっこうにやむ気配がない。家のまえでももう20cmほど積もっていて、クルマも走っていない。ものすごく静まりかえっている。実家にいたときもこれくらいの雪はざらに降っていたが、名古屋に来てから一番の大雪なのでかなり新鮮。凍りついたように冷える部屋と、おこたの天国のような暖かさのギャップがものすごく面白い。ほんとうに露天風呂に浸かっているような気分。

12180026 写真は家のベランダから撮ったもの。

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December 18, 2005

12180001 パンダをいじろうと思ったがこの雪で駐車場からクルマを出すのがめんどうだったので断念。部屋の掃除と洗濯をし終えたら他にやることもない。ダラダラと過ごしても良いが特に眠くもなかったし、昼間は日差しも出ていたので自転車に乗って会社に行くことにした。

 もともと寒がりの自分はふつうの防寒スタイルでは真冬の自転車走行に耐えられない。昨日買ったばかりの手袋にニット帽、コートの下にはウインドブレーカーを羽織り、マフラーをして完全防備。それでも10分も走らぬうちに手の先や耳は凍り付いたように冷える。とはいうものの、雪で白く染まった河川敷がなかなかいい感じ。寒くてもやっぱり自転車は楽しい。

 原稿を書く気には全くならなかったので、会社では机の片づけやら資料の整理のついでに、まだMP3化していない手持ちのCDをmacに入れ、パンダで聞くためのMP3CDづくりに精を出す。カセットテープで音楽を聴いていた頃は、いろいろなCDから曲を編集したり入れ物に凝ったりとヒマなことをよくしていたが、CDがそのまま聞けるようになってからはそういうマメなことはすっかりしなくなった。でもMP3をCDで聞くようになってからはまた編集熱が出てきた。時代の先端を行くiPodなら編集不要でひたすら曲を入れまくるだけになってしまうので、それはそれでさみしい気がする。

12180009 そんなこんなで夕方になってスーパーで買い物をして帰る。折しもまた雪が降ってきたので、河川敷まで降りて写真を撮った。3か月前は半袖でも暑かったのに。季節の移り変わりは早い。

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December 15, 2005

リハビリ

 肩にヒビを入れてからもうひと月以上経つ。だいぶ痛みもなくなってきたので、昨日いつもの整形外科に行って完治宣言をしてもらうつもりだったが、「リハビリをして様子を見ましょう」とのことで、肩に巨大な高周波治療器みたいなモノをあてられてビリビリやられ、念入りにマッサージしてもらった。ものすごく気持ちEのだが、そのマッサージ師(男性)が妙にやさしく手を握ってきたり、じっと見つめて話しかけてくるのでちょっと怖かった。

 「週2回は来るように」とのことなのでまた週末にでも行く予定だが、リハビリも美容室みたいに決まった人にやってもらうのだろうか。あのマッサージ師さんにはあたりたくないなあ。

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December 09, 2005

トラブルばっかり

ホームページが運営側のシステムトラブルで見られない状態。
ココログといい、@homepageといい、最近の@niftyはトラブルばっかりでイヤになる。

どこかの無料サイトならまだしも、こっちはうさんくさいアフリュエイトも醜い商用バナーも一切載せたくないから月数千円も払って利用しているわけで、支払った金額に見合ったサービスを提供してもらいたいと強く思う。

-------------以下引用
2005/12/09
20:01-現在発生中

現在、システムトラブルのため、@homepageにおきまして、開設したホームページの閲覧やファイル転送等ができない状態が発生しております。

ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

http://www.nifty.com/support/supinfo/access10/trouble.htm

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December 06, 2005

散髪

(1)
 2か月ぶりの散髪。前の美容師さんが実家に戻って自分の店を開くということでやめてしまったので、新しい人に切ってもらった。前回の日記でも書いたように、いいかげん白髪を何とかしなくてはならないのだけど、カネもないし初めての人なのでちょっぴり不安だったのでカットのみに。本気でロン毛を目指そうと思い、あまり短くせずにボリュームだけ落としてもらった。でもけっきょくは30年前の売れないフォークシンガーみたいな頭になるのは確実なんだけど、冬だし、たまにはこういうのもいいと思って。

 それにしても名古屋は寒い。今日も雪まじりの雨。寒い日は痛めた肩がズキズキするから困る。

(2)
 ひさしぶりにトップ絵変更。例によって光家さんのイラスト。いつもいつもすんません。ほんとうに感謝です。

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December 02, 2005

白髪

 先日、会社の人にアタマの上をじろじろ見られ、ついに禿の魔の手が自分に!と思い、意を決して「頭になんか付いてます?」と聞いたら、「よく見ると白髪、スゴイねえ」と言われた。たしかに、このところ白髪がものすごく目立つようになってきた。まえまえから気になってはいたけど、他人を話をする距離で白髪の多さを指摘されたのは初めてだったので。

 とくに今は春くらいに美容室でやってもらったカラーリングが落ちてきたのと、黒髪が新たに生えてきたのと、白髪が増えてきたのとで3色が渾然一体となった頭髪をしていて、これがけっこう不気味だ。何とかこの状況を打開したいし、また美容室で染めてもらうのが手っ取り早いんだが、めんどくさいしなあ。かっといってこの年で白髪染めに手を出すのいうのもちょっと……。

 肩を痛めてから通っている整形外科の先生は見事なロマンス・グレー(死語?)で、なかなか見事。禿げることなくふさふさ状態で白髪一色、というのはなかなかカッコいい。それで、おばさんみたいに紫色に染めてみたい、気がする。

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