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March 23, 2006

Year of the Horse

yoth 毎日のように見まくっている。まず、音がいい。『Rust Never Sleeps』も良かったけど、それをはるかに凌ぐ音圧に感動。パソコン用のショボいスピーカーで聴いててもそう思うのだから、もっといいステレオで聴けたら最高だろうなあ。

 映像に出てくるニール・ヤングはどこにでもいるオッサンだ。Tシャツにハーフパンツという出で立ちには「ゴルファーかよ!」と、よけいなつっこみをいれたくなるところだが、鬼の形相で圧倒的なギタープレイを繰り広げるその迫力と言ったら……!もう、カッコなんてどうでもいいや。

 そして、このまえ見たラモーンズの『End of the Century』と際だって異なるのは、バンドの結束の強さ。ラモーンズはコミュニケーションなんてないに等しかったが、ニール・ヤングとクレイジー・ホースは仲が良いだけじゃなくて、とにかくよくぶつかり合う。ビリー・タルボットとニールの口げんかなんて、まるで兄弟のそれだ。毎日のように兄とテレビのチャンネルを争って言い合っていた、自分の小さいころを思い出した。

 いかにもロード・ムービー的な映像の演出も素晴らしい。ジム・ジャームッシュの「映像作家」の肩書きはダテではない。ほかにも突っぱねた態度でインタビューに応じるクレイジー・ホースのポンチョのインタビューや、バンドに関わりながらこの世を去った人びとの話など、見どころはたくさん。エンドロールで流れる弾き語り曲"Music Arcade"の詞が、これまたぐらんぐらんと気持ちを揺さぶる。

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