Halloween
同名のハードロックバンドのことではなくて、行事のこと。前の会社の送別会でもらったカボチャのマスクに入ったチョコレートを食べている。パッケージもカボチャもかわいらしくて、おまけにチョコも甘さ控えめでなかなか美味。けっこう気に入ってしまった。飾っておくだけではもったいないので、貯金箱にでもしようかな。もう11月なんだなあ。
同名のハードロックバンドのことではなくて、行事のこと。前の会社の送別会でもらったカボチャのマスクに入ったチョコレートを食べている。パッケージもカボチャもかわいらしくて、おまけにチョコも甘さ控えめでなかなか美味。けっこう気に入ってしまった。飾っておくだけではもったいないので、貯金箱にでもしようかな。もう11月なんだなあ。
うずたかく積まれた突然段ボール。あああっ!まもなく朝だけど、いろいろあって寝付けなかったので荷造りしていた。それにしてもきたね~部屋!床(「とこ」ではなく「ゆか」)で寝るのになれていると部屋がきたなくても眠れるから便利だ。それにしても、荷物は少ないだろうから荷造りも簡単だと思っていたけど、案外多い。名古屋に来たときは文字通り身ひとつだったけれど、年月の重みというものをやっぱり感じてしまう。
片づけの途中、こっちに来てから配ろうと思って持ってきていた「めざバン」の冊子版が出てきた。けっきょく名古屋ではだれにも渡すことなく、また町田に戻ることになった。段ボールまるまる一個を占領するのでいっそのこと捨ててしまおうかと思ったけど、夜通し製本した苦労を思い出すとなかなか捨てられない。やっぱりこうやってモノとして残ると重みがぜんぜん違う。こうなったら、死ぬまで保存しておこうと心に決めた。
名古屋での生活もあと1週間。8月のあたまに転職先が決まったときは、まだまだずっと先のことだなあ…と思っていたけど、過ぎてしまえばあっという間。そもそもここで3年と8ヶ月も過ごしたとは…。なんか不思議な気分。転職の間には10日間ほど余裕があって、海外旅行も一時は考えたけど、お金をセーブすることにした。
東京へ戻れば、同業といってもいままでの経歴はリセットされるに等しい。ぎゃくにそれはがむしゃらにがんばれる理由になるから。とにかく、焦らず気張らず適当にがんばります。
このところPCの調子が悪くて、すぐに固まってしまう。OSごと固まってしまうので、電源を切る/再投入を繰り返さなければならない。どうやら先日増設したメモリが悪さをしているっぽい。交換したら安定したところを見ると間違いなさそう。そんなわけで、朝霧JAMのレポートも遅れていますが、写真については今日明日中に更新する予定。
(1)
2か月ほど散髪していない。これくらい伸びてくると、自分の髪からシャンプーの香りが漂ってきて、なんだか女の子みたいな気分(気持ち悪くてすんません)。前髪がちょっとじゃまくさくなってきたけど、あとひと月は伸ばし続けるつもり。人生最長に近づいてきた。髪を伸ばすと古着屋に行ってサイケな服を買いたくなる。
(2)
ちょっとまえに某新興宗教「幸○の科学」の子供向け布教(?)冊子が自分のポストに入っていたので読んでみた。うる覚えだが、「○川○法せんせい」の教えによると、「自分がされて嫌なことを他人にやってはいけません」とその逆「自分がされてうれしいことは他人にもしてあげましょう」をモットーにして生きましょう、みたいなことが書かれていた。
思ったのだけれど、これは「ワタシにとってうれしいことはアナタにとってもうれしい」という前提で成り立っている「教え」だ。つまり、ワタシとアナタは同じ価値観を共有していると思いこんでいる。これってすごく傲慢な考え方なのでは? アナタがうれしいと思っていることはワタシにとってうれしいとは限りません! ある若者が席を譲ろうとたら、「ワシはそんなによわっとらん!」とキレるお年寄り。若者の親切心もわかるが、お年寄りの「自分は丈夫だ」というプライドは相当なものなのだ。自分の思うとおりに相手が喜んでくれるかなんて、わからない。たとえ恋人同士だろうが家族だろうが、一心同体はあり得ない。そんなに人間関係は簡単じゃない。
「みんな異なる意見や主張や考えをもっている」という前提があるからこそ、考えを自由に表明する権利が保障されている。ゆえに他人の意見を大切にすること、対話や討議が尊重されるわけだ。それが、いわゆる自由主義と民主主義の原則であるはず。すくなくとも、自分はそう考えている。
…とこんなウンチクくさい話をしたかったわけではない。言いたかったのは、こんなインチキくさい冊子にだまされないように気をつけよう、そして「言わなくてもわかるでしょ?」みたいな発言はこれから慎もうと思った、ということです。そして、わたしはあなたを理解したいのです。
『EYESCREAM』(USEN)と『rockin'on』(ロッキング・オン)2冊購入。『EYESCREAM』を買ったのははじめて。
この前に『buzz』『CROSSBEAT』も買ってしまっている。いちおう今年のフジを忘れないようにするために。ロック雑誌を買って思うのは、10年前と全然変わっていないな…、ということ。ファッション誌(こんな自分でもたまには買うんですよ…)とかを買って読んだときに感じる、雑誌と自分の感覚とのギャップに比べると遙かに小さいというか。
ま、そんなことはどうでもいいとして簡単に雑誌のレビューを。
まず『EYESCREAM』。特集はごらんの通り「FUJI ROCK AS LIFESTYLE~フジロックというライフスタイル」ということで、フランツ・フェルディナンドが表紙。はっきり言わせてもらえれば、雑誌としての作りは手抜きまくり。会場と来場者のスナップ写真と2、3のアーティストのインタビュー&アフターパーティの取材を組み合わせてハイできあがり。…で、フジロックのライフスタイルって何なの?という疑問だけが残る。いまどきのフリーペーパー/フリーマガジンでさえこれよりずっと中身があるよ?
フジロックということであれば、「各人各様の楽しみ方がある」ということでしょう。ステージだけではなくて、前夜祭の大騒ぎっぷりや、すさまじいトイレの行列や、立ちションしている人びとや、パレスオブワンダーの喧噪や、キャンプサイトの急斜面や、そこで円になって何かしらを語り合っている若者たちや、フードエリアのカオスぶりや、ダフ屋のおっさんとか、「チケット売ってください」の紙を持って入り口近くにたたずんでいる人とか、虫に刺されて救護室で泣きそうになりながら手当を待っている人とか、アカが浮きまくった温泉の湯船とか、ヒッチハイクで帰ろうとしている人とか、モーターヘッドのメンバーみたいなバイカーたちとか、終了後にガラーンとした会場駐車場の物寂しげな雰囲気とか、帰り道の赤城高原SAがフジロッカーに占領されているようすとか、フジロックを取り巻く時間軸と空間軸をざくざくっと切っていくと、それぞれまったく異なった(この雑誌が言うところの)「ライフスタイル」があるわけであって、このフジだけが持つ雑多ぶりをどうやってみせるかが編集者の力量と思うのだけれど。モデル気取りでポーズを取る来場者の写真を撮っている場合じゃない。偉そうなこと言い過ぎたかな…。
ただ、雑誌というのは上に言ったような雑多さを表現するのに向いていないメディアなのかもしれない。紙とか広告とか流通とか、いろんな制約が多すぎる。
ただ、ものすごくポジティブに解釈するなら、これだけゆるい・適当な企画が成立しちゃうのはある意味肩の力が抜けていてよいと思う。でも、この680円はいくら何でも高いでしょ。買った自分にも非はあるけど。
だいぶ長く書いてしまったので、ほかの3誌のレビューはまた後で。
Recent Comments