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November 06, 2006

かもめ食堂

(1)
 『かもめ食堂』のDVDを見た。主演は小林聡美。脇を固めるのが片桐はいりともたいまさこということで、主要キャストは演劇畑出身の女優さん。ストーリーをきわめて強引に一言で言うと、フィンランドで日本食のレストランを開いたサチエ(小林さん)のサクセス?ストーリー。最初はだれ~も客が来なかったが、いろんな人との出会いや出来事を経てだんだんとお客さんが増えていく。で、かもめ食堂が満席になったときに、物語は終わる。

 映画なんだけど、役者さんの立ち位置とか、誇張気味の演技の振りとかは明らかに演劇風。でも映像作品ならではの演出効果も入れたりして、素人の自分でもよく考えてあるな~と感銘を受けた。それと、もたいまさこのキャラクターが強烈だった。

 監督・脚本は1972年生まれの荻上直子さん。この歳でこんなすごい映画を作れるなんて…。世の中にすごい人はたくさんいるものだ。


(2)
 あと、今日は川崎で『クリムト』を映画館で見てきたけど、おもしろさはそこそこ。マルコヴィッチの演技はさすがで、時代の雰囲気もよく出ていた感じだったけど…。ストーリーが平坦すぎる上に絵とは関係ないところで話が展開していったのがちょっと残念。「精神世界」とかいう単語がたくさん出てくるとどうもつらい。ヴィトゲンシュタインとか出てくるし…。『ユリイカ』とかの読者には受けるのかな。

 それにしても1800円は高い!日曜の真っ昼間、しかも駅周辺はものすごい人混みだったというのに、映画には自分たちも含めて客が5~6人しかいなかったことがいちばんに記憶に残った。

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