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December 30, 2006

「90年代カルチャー」完全マニュアル

Sv0611 『スタジオ・ボイス』2006年12月号。何年経っても見た目がまるで変わらない小山田圭吾。そのいっぽうで、曽我部恵一の太りっぷりに時の流れを感じた。

 内容はというと、タイトルそのまんまで、『スタジオ・ボイス』編集部にとっての「90年代カルチャー」が網羅されている。「カルチャー」といっても、中身は音楽6割、文学2割、その他(映画・写真など)2割という分配。

 90年代に青春を過ごした自分にとっては本書の内容ひとつひとつが新鮮で…!ということはなくて、興味を持って読めたのは巻頭のインタビュー/対談とディスクガイドくらいかな…。文学や広告とかの話は難しくて。

 それにしても、90年代って何だったんだろうね。特集の対談で、「90年代は前半と後半で分かれていて、後半の5年を現在もそのまま引きずっている」という発言を誰かがしていたけど、まさに同感。わたしの場合、いろんなモノやコトを受容する感覚が95年あたりから変わっていないということもあるけど、他の人もそう考えているんだと思ってホッとした。妙なところで感心したけれど、なかなか面白い特集だったと思う。

 それてにしても、コーネリアスの新作はちょっと褒めちぎられまくりすぎなんじゃないの? 先日出た『ミュージック・マガジン』の年間ベストにも選ばれていたし。たしかにいい作品ではあるけれど、ダントツで1位かというとけっこう微妙。とはいうものの、ほかを見渡してみてもこれといった作品もないわけなんだけど。ちかぢかわたしのFABERITE DISCS 2006も更新する予定。

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