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February 25, 2007

カレーパンを食べて思う

 祐天寺にお年寄りのパン職人がいて、深夜だけ営業する店があるという。

 Webやテレビでもしばしば紹介されているらしく、誘われて行ってきた。情報筋によると営業時間は夜中の0時半から3時ということで、1時前に行ってみたのだけれどまだ店は開いておらず、行列ができていた。いつ開店するかわからない店の前で並んでいると、行列はどんどん伸びていく。どれほどの味かわからないけど、単なるパン屋にここまで並ぶことになるとは…。道行くクルマのドライバーは「こんな夜中に何を並んでいるんだ?」とでも思っているのか、怪訝な表情で通り過ぎていく。

 そうこうしているうちに1時半前にようやく店が開いた。在庫はたちまちのうちになくなって、わたしたちの後ろに並んだ人はほとんど買えなかったと思う。思いっきり買い占める人もいたりして、並んでいる人たちのことも少しは考えてやれよ、と思わなくもなかったが、ま、自分がよけりゃそれでいいもんね。店の方はというと、どう見ても普通の食パンで作ったコロッケのサンドイッチで在庫を補う始末。後ろの方で並んでいるお客さんに少しでも商品を提供しようという気持ちはわかるけれど…。

 自分たちも5個6個のパンを買って帰宅…するつもりだったけれど、ちょっとしたことがあって2時前に再び店の前を通りかかったら、すでに売り切ってしまったのか、店はしまっていた。営業時間は1時間にも満たなかった。

 客が来ないなりに細々とパンを売っていくというのが、何年も続いてきたこの店の本来の姿であって、今の状態はちょっとイレギュラーな状態なのではないかと思ったりもする(余計なお世話だろうけけど)。とにかく、おじいちゃんが元気に働くことができて、店が繁盛してくれればそれで十分です。懐かしい気分がする、とてもおいしいパンだった。

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