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September 02, 2007

コメディ・ショウ

シンバルズの「コメディ・ショウ」という曲が妙に気に入っている。垢抜けていなし、おしゃれってわけでもないんだけど、ほのぼの~というか、10年前を思い出すような懐かしさがあったりもして。そういうアナクロな感傷にふける歳になったんだなあと思うと暗い気分になるけれど、これはこれでいいものだから。

『ミュージック・マガジン』で「渋谷系」の特集をやっていた。読んで思ったのは、特集でやっている「渋谷系」とは、ひと世代上の「渋谷系」のような気がする。フリッパーズはすでにリアルタイムではなかったし、かろうじて後期のピチカート・ファイブをかすっていたいたような気がする。

なにをもって渋谷系というのかは微妙だけれど、自分にとっての「渋谷系」っていうのは、「当時聴いた音楽の中で比較的おしゃれ~な感じのする音楽」というものすごくあいまいな定義になってしまう。

サニーデイは渋谷系、コーネリアスも渋谷系。ステレオラブやクラウドベリー・ジャムやカーディガンズも渋谷系。おそらくUAやCharaもその範疇に入る。シンバルズだってそうだ。チボ・マットやバッファロー・ドーターはその周辺、という感じかな。他人に「好きなアーティストは?」と聞かれてこのバンドなら恥ずかしくない、と思いこんでいたころに、つまりは対面ばかりを気にしていた頃に、必死に買いあさっていたバンドばかりで、いま思うとなんだか気恥ずかしい。

ともかく、ひとそれぞれの「渋谷系」があるというとだ。それを考えるきっかけを与えてくれた『ミュージック・マガジン』に感謝。

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