« 背中が痛い | Main | 師走 »

November 30, 2007

本を買う

 久しぶりに本屋に行って本を2冊買った。1冊は森達也の『ぼくの歌・みんなの歌』(講談社)。もう1冊は『フィアット・パンダ オーナーズバイブル』(スタジオタッククリエイティブ)。

 パンダのオーナーズバイブルは8400円!!もしたのだけれど、値段に見合う内容の充実ぶり。パンダの関連本や特集はかなり網羅している自信があった自分だけれど、当時のカタログやら関係者インタビューやらメンテナンスガイドまであって、オーナーなら持っていて損はなし。その前に出た『エンスーCARガイド』が脱力するほどに誤植の多く内容の薄い本だっただけに、安心した。もうPanda本(とくに単行本)なんてこれからは出ることはないだろうから。Pandaの本については、機会を改めてPandalogで書こうと思う。

 森達也さんは、ハッキリ言って『放送禁止歌』のころからファンです(本人はそういう偶像崇拝はもっとも嫌うところだろうけど)。今回買った『ぼくの歌・みんなの歌』は森さん自身の個人史の中で思い出深い曲とアーティストを取り上げる、というものだけれど、なんといても文体がよい。飾らずてらわず、知的で飄々ととした語り口のなかに、センチメンタリズムと繊細さも同居していて、電車の中でムムムとこころのなかで唸りながら読んでいた。のっけから学生時代の恋愛とともにあったというイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」と、森さん自身の憧れであったニールヤングの「ライク・ア・ハリケーン」というつかみからして強烈だ。

 思っていたけれどうまく言葉にできなかったコトやモノをイメージから損じることなく文字にする森さんに感服。

|

« 背中が痛い | Main | 師走 »