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June 24, 2008

りす

Imgp9529先日、家の近くにある「まちだリス園」に行ってきた。初めてではないけれど、前回行った記憶がまったくない。何年ぶりだろうか。建物はだいぶくたびれていた。その割には職員が多い。これではいくら入場料をとっても採算割れだ。…とおもわず考えてしまう自分がなさけない。園内には小学校や中学校の行き帰りによくすれちがった人もいた。そうか、あの人はここの職員だったのか…。と十ウン年まえの記憶がフラッシュバック。

Imgp9495名前はリス園だが、リス以外の動物もけっこういる。カメとかスッポンとかオウムとかハムスターとかウサギとか。“小”動物園ではなくて、“小動物”園という趣。個人的にはハムスターがお気に入り。野菜をあげていると近寄ってきてけなげにハムハムしてくる。でも、こいつらはエサに寄ってきているだけで、わたしには興味ないんだよね。でも小動物は、呼吸が速くて、いかにも寿命が短そう。そこらへんがどうにも儚い。
 
 
 

Imgp9546鉢に植わっていたサルビアの花がきれいだった。サルビアは町田市の花なんだけど、そういえば、早川義夫の歌に「サルビアの花」というのがあったのを思い出した。いつだったかのフジロックで聴いたなあ。この歌もなんだかとても儚い歌だった気がする。ニンベンに夢と書いて「はかない」だからね。この漢字考えた人はセンス良いね。

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June 13, 2008

デザインフェスタ

絵の具もうだいぶ前のことですが。5月の終わり頃にビッグサイトで開催されたデザインフェスタに行ってきた。このイベントに足を運んだのは、5年以上の前だと思う。ほんとうに久しぶり。以前見たときよりもすっかり規模が大きくなって、みんなセンスにあふれている。総じてレベルが高い。とくに即興ペインティングとかはため息をつくほどにすばらしい。作品だけでなくて、描く過程もエンターテインメントだから。
 
 
 
 
お人形さんみたいその一方で、ちょっと寂しさも感じてしまう。というのは、絵にしても、服にしても、その他の芸術作品にしても、みんなうますぎるから。歓迎すべきことであるというのは分かっているんだけれど、もうちょっと破天荒であってもいいと思う。これだとほんとうの初心者は出展できない。そういう勇気はわかない。下手でも良いじゃない、というのが今回のデザインフェスタにはなかったから。

Imgp7230ともあれ、自分の作品を披露する場があるというのは、とても良いこと。さすがにデザインフェスタに出せるモノはないけれど、拙い文章ならいくつか書いてきたので、とりあえず文学フリマをターゲットにいままで書いてきたものをまとめてみようかな。音楽系がメインになると思うけど。他の人たちの作品を見ていると、自分もなにかやらなくちゃ、と言う感じで創作意欲をくすぐられる。やっぱり見ることは大切だ、と改めて感じた一日だった。

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June 01, 2008

4分間のピアニスト

新百合ヶ丘の駅前にある川崎市アートセンターで、ドイツ映画『4分間のピアニスト』を見てきた。あらすじとしては、殺人犯としての冤罪を着せられた女の子(ジェニー)が、天性のピアノの才能を、刑務所のピアノ教官(クリューガー:老婆)に見いだされて、コンテストに出場する、というもの。そのピアノ教官はナチス・ドイツの時代に友人を失ったという過去を持つ。

この映画のいいところは、単純な人間性の成長の物語ではないというところ。ジェニーも、クリューガーも、過去を引きづりながら、現在を生きている。何度も同じ過ちを繰り返す。悔い改めるということがない。刑務所を逃げ出して、コンテストに強行出場するジェニーは、師の教えとは違う、プログラムとは全く別の曲を演奏して、おのれの道を突き進む。けれども終演後、クリューガーのまえでは一度たりともしなかったお辞儀をして、警察に捕まるところで映画は終わる。

ハッピーエンドなんだかバッドエンドなんだか分からないけれど、最後まで先が読めない展開で、不思議な後味の残る映画だった。あと、ドイツ語ならではのイントネーションの強い語り口がとても強烈。

ちなみに川崎市アートセンターは、ミニシアターだけでなく、小劇場もあってお芝居とかも時折やっているらしい。ただ、館内で時間をつぶせないので、なにかしら常設展をもうけてほしいところ。多摩センターのパルテノン多摩がクラシックやドラえもんといった優等生コンテンツしかしかやらなくなってしまったので、カワサキはなかなか今後も期待できそう。交通の便もいいし、気が向いたらぜひ。

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