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July 19, 2008

フジのブッキングに思う(長文)

忌野清志郎がキャンセルになり、すったもんだの末に発表された最終日のトリ。プライマルがトリ、ADFがスペシャルゲストとしてクロージング、でもってトリ前がバースデイ(チバユウスケのバンドらしい)。

個人的には、グリーンのヘッドライナークラスをまじめに見たことってあまりないので、直接的には問題ないのだけれど、やはり興業としてみるとフジ(というか主催者SMASH)の先行きにちょっと不安は感じる。

ブッキング力が落ちたというのは今年に限ったことではなくて、使い回しが露骨になってきた03年あたりからだんだんと感じていたこと。少なくともグリーンに関しては、「え、こんなアーティスト呼んだの!?」という驚きは久しくないかな。去年のキュアーはちょっと例外だったけれど。

ヘッドライナークラスは動員に直接かかわるし、他のステージの混雑具合にも関係してくるから、目新しい大物アーティストはほしいところ。そんなこと、主催者は百も承知なのだろうけどね…。


フジが国内のフェスで全く違うと思うのは、参加者にもっとも我慢を要するところではないだろうか。キャンプする人なんかは、いちばん長くて木曜日の前夜祭から月曜日まで、空調もない水もトイレも不便なテントで過ごさなくてはいけないのに。アーティストの演奏も楽しみだけど、ここならではのお祭りの現場にいたいという人がフジを支えているのだろうと思う。かくいう自分もその一人になるわけだけれど。

ただ、今回のブッキングの件については、主催者が直前までブッキングに奔走していた努力は理解できるものの、説明不足というのはやっぱり否めない。フジという“ブランド”を信じて参加する人たちに甘えている部分があるんではないかなあ。というか、信頼されていることを分かっているからこそ、がんばりすぎて空回りしていた感じ。何事もがんばりすぎは良くないね。フジの今後のカイゼンを信じてる。

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