« Fujirockers | Main | (時差)ボケがぬけない »

October 03, 2008

花の都へ

Imgp2369この1週間、パリにいる。海外に行くたびに何度も言うようだけれどもちろん仕事。

Imgp2771いまさらながら初のパリなのだけれど、いままで行ってきた世界の都市とはどことも違う雰囲気に圧倒された。フランスやドイツの田舎のような居心地の良さ、みたいなものはない。都市の規模としてはニューヨークや上海以下だし、路上駐車だらけの街は決してきれいとは言えないし。けれどもこの街は1点だけ、ものすごく研ぎ澄まされているところがある。それはファッションだ。

Imgp2626ダサダサな自分が言うのも何だが個人的には、日本の裏原宿や代官山界隈以上におしゃれなスポットはないと思っていた。けれど、パリはちょっと次元が違う。老若男女すべてがセンスにあふれている。商店街を歩くと、日本にあるような店ばかり。みんなどこで服を買っているのだろうか。

Imgp2701わたしなりに考えた結論としては、パリは演劇の世界だと思う。パリに住む人びとはパリジャン&パリジェンヌになりきっているんだ。恋人たちは自分たちの世界に入り込むと場所がどこだろうと舌を絡ませ合う。どんな奇抜な格好をしていようと恥ずかしさなんて皆無だ。そして、彼らは見栄と自己意識のカタマリだ。けっしてネガティブな評価ではなくて、自己顕示欲と自意識過剰が日常化すれば着飾ることは特別なことでなくなる。「今日はおしゃれな服を着ていこう」ではなくて「おしゃれな服しかないからとりあえずこれを着ていく」。

そんな理屈を頭の中で勝手に並べ立てながら、毛玉と歯磨き粉の付いたカーディガンを身にまとい、メトロ14番線を東へ行く。

|

« Fujirockers | Main | (時差)ボケがぬけない »