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May 17, 2009

うるわしのパティ

久しぶりに散髪に。そのあと、本屋とユニクロ。本当は仕事で着ていけるジャケットが欲しかったけれど、いまいち気に入ったのが見つからず。海外出張に行くと荷物減らしのためにアンダーウエアや靴下は捨ててしまうので、ユニクロで補充。本は思い切って高い雑誌を3冊買い込んだ。

Imgk475511冊は『Car Magazine』。マニアっぽいクルマ雑誌なので詳細は割愛。もう1冊はいつもの『MUSIC MAGAZINE』。そしてもう1冊は以前にも紹介した『TONE』(発行:MUSICMINE)。このTONEがなかなか尖っていて、中身は「American Punk」と題した写真特集と吉本ばなな&曽我部恵一対談のふたつだけ。ありがちなディスクレビューやアーティストへのインタビューなど一切なし。ファッションにすり寄った企画や広告もない。なんなんだ、この潔さは。

掲載された写真はどれもすばらしいものばかり。そのなかでも若きパティ・スミスとトム・ヴァーレインの2ショットには鳥肌。

2人ともガリガリ。目を伏せるトムのこけた頬と長いまつげ、そしてなで肩はいかにも今でいう“草食系”な風貌だが、研ぎ澄まされた雰囲気はちょっと普通じゃない。いっぽうのパティ・スミスは少女マンガの登場人物のように可憐。このころはすでに30を過ぎているかいないかという歳だと思うが、大きな目、トム以上に長いまつげ、軽いウェーブのかかったヘアスタイルはまだ少女の面影を残している。お似合いのカップルだ。

フジではこの2人がそろってステージに登場するとのこと。いつでもそこにいると思っていたキヨシローだってあの世に行ってしまうこの世の中。誰の身に何が起こったって不思議ではないのだから(その意味でストーンズの存在は奇跡だ)。こうなったら30ウン年後のニューヨーク・パンクを、生で目撃するしかない。

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