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January 26, 2010

ちょっとした

スランプ中。原稿書くのがこんなにしんどいと思ったのはいつ以来だろう。なんといってもやる気が起きない。焦るほどにすぐに別のことに逃げてしまう。これでは何日徹夜したところで意味がまったくない。

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January 20, 2010

こんにちはさようなら

Imgp6096電車での通勤や出張時の暇つぶし、原稿書き時といった場面で音楽を聴きたいときに欠かせないのがヘッドフォン。5年以上前に手に入れたaudio-technicaのATH-PRO5がそろそろ寿命ということで、SHUREのSRH-440をAmazonで購入。価格は1万円ちょっと。

BOSEの非ノイズキャンセリング系も考えたけれど、ATH-PRO5の延長線上にある音質といろんな方面のレビュー、信頼性と堅牢性、そして価格といったいろいろな条件を検討した結果SHUREのミッドレンジモデルに決めた。

いままで使ってきたヘッドフォンと聴き比べると、同じモニター用途のヘッドフォンなのにここまで違うか、という印象。かなり使い込んできたので、そこら辺のドンシャリ系ヘッドフォンとは違う音を鳴らすATH-PRO5だと思って使っていたが、改めて聴くととにかく強烈なアタックとキックで迫力重視。一方、SRH-440はいままで聞こえていなかった音が聞こえてくる繊細さが持ち味。かといって音圧不足ということではなく、全域でしっかり聴かせるあたりはさすがSHURE。

ATH-PRO5を聴いた後だとSRH-440の低音部は若干物足りなく感じるかもしれない。そんなときは、15%ほどボリュームを上げれば大丈夫。ATH-PRO5をはるかに凌ぐ解像感、中高音域のクリアさはリビングで聞いているTechnicsのSB-M300もかくやという音世界。密閉型らしく遮音もばっちりだから、多少の音量なら音漏れの心配はしなくていいだろう。

クルマにたとえると、ATH-PRO5はマスタングとかカマロみたいに下からのトルクでグイグイ前に押し出すアメ車スポーティカー、SHUREは(ポルシェとまではいかないが)アウディTTやVWのゴルフGTIのようにコーナーでの操る楽しみも教えてくれる存在といえるだろうか。

あと、イヤーパッドが適度にソフトなのと耳当ての角度が可動式なので聴き疲れしないのもいい。飛行機の中で4-5時間付けっぱなしでも大丈夫。ATH-PRO5は今でもかけたままで2-3時間するとしんどくなってきたから。

てなわけで、オーディオマニアじゃないけれど、ちょっぴりお金を出して少しいい音で音楽を楽しみたい、という人にとってはうってつけのヘッドフォンだと思う。ほんとうはオーバーヘッド部分にやたらとでかく“SHURE”ブランドロゴがなければ最高なのだけれど。

最後に、いままで5年以上も使ってきたATH-PRO5はかなり手荒な扱いもしてきたにもかかわらず、その堅牢性はほんとうにすばらしかった。イヤーパッドこそ3回交換したけれど、すぐにダメになりがちなプラグの付け根部分のしっかりとした作り込み、ソースやプレイヤーに関係なくしっかり鳴らすドライバーユニットの信頼性。実は一時期、某家電メーカーのヘッドフォンに乗り替えも考えたのだけれど、購入後3か月と経たず片方のチャンネルから音が出なくなってしまい、すぐにATH-PRO5に戻った経験がある。

Imgp6105見た目よりではなく聴き飽きない音質と多少のことでは壊れない丈夫さを買ってモニターヘッドフォンを選んでいるのだから、それに応えてくれなくちゃ。そういった意味では、ATH-PRO5はモニターヘッドフォンの鑑だ。いろんな思い出と一緒に、第一線を退いてもらうことにしよう。長い間ありがとう。

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January 15, 2010

諦観都市、その名は

Imgk9252Imgk92562週間近くの米国出張も明日が最終日。ラスベガス、ロサンゼルス、そしてデトロイトと短い期間に3都市を回ったわけだけれど、いちばん居心地が良かったのは、見飽きたと思っていたデトロイトだった(上下4枚はラスベガス)。

Imgk9526Imgk9534デトロイトは実はとても不思議な都市だと思う。失業率は高く、ダウンタウンの治安は悪いし、冬はやたらと寒いしわであんまり良いところがないように見えるが、モータウンのような人の心を揺り動かす音楽が生まれているし、デトロイトテクノのような抽象化された音づくりにも長けている人が数多くいる。MC5やストゥージズのような荒くれ者の連中もいる。

デトロイトにもいろんな人種がいるが、たとえばニューヨークのように、ヒト・モノ・サービスがごく狭いひと所に集められて撹拌されたようなカオスはない。どこか落ち着いている。デトロイトの失業率は20%を超えていると言うが、街の人びとはピリピリしたところや自暴自棄なところがあまりない。ここに住む人は未来に過剰な期待を抱いていない。自動車産業は斜陽だし、西海岸や南部のように成長著しい産業があるわけでもない。リーマンショックの余波は不動産の資産価値を失わせ、マイホームを売り抜いて別の土地へ移り住むこともままならない。とにかく、背伸びしていない。

というわけで、感じたことは、デトロイトは“諦めの都市”である、と。これは決して悪い意味で言っているわけではなくて。

そしてここの人びとは“よそ者”の扱いになれている。パリや上海、あるいはニューヨークといった超巨大な都市だと親切の裏には旅行者を食い物にしようとする打算がどこかにあることが多いのだけれど、デトロイトの人びとは黒人も白人もアジア系もみな普通に親切だ。

Imgk0628Imgk4093よそ者が自分に害をなす可能性を考えていない、あるいは全ての物事はいまが最悪だからこれ以上良くなる可能性しか残されていないという意味でポジティブなのかも。

そんなことを思った米国滞在最終日でした。

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January 04, 2010

あけましておめでとうございます

2010年になりました。このホームページを始めたのはもう10年も前のこと。

ろくに中身はいじらずにだらだらと10年経ってしまいましたが、たぶん10年後もこんな感じだと思います。公私ともにいろんなことがありまそうな2010年ですが、これからも細く長くよろしくお願いいたします。

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