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April 23, 2010

Gainerian

Imgp62291読みは「ゲイナリアン」。意味は、男性ホワイトカラー向け『Gainer』愛読者を指す。ちなみに自分は、服の参考と言うよりも、エンターテインメントとして買っている。この本のセンスを買っているという点で、自分はGainerianと言える。

玉木宏が表紙の5月号はひさびさの傑作。特に「スーツがカッコいい瞬間 PLAYBACK」が面白い。“スーツを着用する男性に、どういう場面で惹かれるか”というのを女性の視点からピックアップしたもの。「スーツでモテたいアナタは必読ですぞ」(41ページ)にあるように、男性の下心をくすぐりまくりのベタな企画。

例を挙げると、「動きながらジャケットを羽織っている」「脱いだジャケットを無造作に持つ」「スーツの袖をあげて時計を見る」「ジャケットを男らしく脱いで胸元が見える」とかだそうで、写真のキャプションには「シャツに浮かび上がる男らしい胸の筋肉をさりげなくアピール」と書かれている。

ここで強調されているのは、「男らしさ」「ワイルド」「アクティブ」。そしてそれらは、これ見よがしでなくあくまでも“さりげなく”でなければならない。

一見、ほんとうにバカらしいし、旧来のステレオタイプな価値観を押しつけられているような気もするが、女性の声と称するコメントと共に大げさに紹介されると、読んでいるうちになんとなく“そうかも”と思ってしまい、思わず意味もなくジャケットを脱ぎながら(贅肉という名の)“男らしい”胸の筋肉をアピールしてしまいたくなる。とはいうものの、しょせんは思うにとどまるだけで、じっさいにはやることはないけれど。

おそらくつくった側も、多少は楽しんで作ったんだろうと思う。そういうお遊びというかエンターテインメントの要素は大事。堅物な記事ばかりじゃつまらない。そういうことができる職場はいい。

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