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May 16, 2010

クルマ選び顛末

Pandaの車検を5月下旬に控え、車検を通してあと2年乗るべきかそれとも乗り換えるべきか、ひと月前あたりからけっこう迷っていた。というのは、このPandaはタイミングベルト、クラッチ、ブッシュ/ロワアームと、あと2年乗る上で必要な整備がけっこうあったから。いままでの経験上これらの整備と車検代を勘案すると、30万近くいくだろうということは目に見えていた。

30万出すくらいなら、そのお金を頭金にして、別にクルマを買う、という選択肢も出てくる。もちろんPandaはココロの底から愛してはいるが…、オドメーターを見ると24万kmに限りなく近づいている。最低限の整備以外にも、少なくともヘッド上のエンジンオーバーホールもやらねばならんだろうし、ダンパーも相当にへたっている。遠からず相応の出費は考えなければならないだろう。

Imgk0878そこで都内のとあるアルファロメオ/フィアット正規ディーラー。目当ては某中古車ウェブサイトに掲載されていたAlfa147 2.0 Twinspark。フェイスリフト直前の'05モデル、5ドア・左ハンドル・MT、そしてファブリックシートの内装にホワイトのボディカラーという組み合わせだ。おまけに値段も手頃。正直言えば本当は赤が良かったけれど、色褪せ等を考えると、赤よりは白の方がマシ。シルバーや黒は没個性なので個人的には最初から却下。

でも実は、もっと気になっていたクルマがあった。同じ店に在庫していた、赤のAlfa GT 3.2 V6 24Vだ。こちらも左ハンドル。4気筒にMTがあれば最高なのだが、残念ながらGTの正規輸入モデルにJTSのMTモデルは存在しない。ベルトーネの卓越したデザイン、いまどき浮世離れした巨大な2ドアとインマニ光り輝く大排気量の6気筒ユニット、もう伊達男を地で行くスタイルは最高にしびれる存在だ。とはいっても、6気筒は燃費の面でも税金の面でもあまりにもコストがかかりすぎる。車両本体の値段も2.0Twinsparkの倍以上。

Alfa GT 3.2 V6を買う選択肢が出てくると、永遠の憧れでもあるポルシェ911 930 カレラという話もでてくる。人間の欲望というのは際限がない。

とはいえいま使っているPandaでも動力性能的には十分以上。高速道路の制限速度が100km/hのこの島国で、1100ccの排気量で満足できている身にとっては、3000cc以上の排気量など無用の長物以外の何ものでもない(初めてのスピード違反もPandaで犯したし…)。そんなわけで、必然的に選択肢は、先に挙げた2.0 Twinsparkと相成った。

店に行く前は買うか買わないかは五分五分のつもりだったが、クルマを見たら買いたくなるというのはわかりきっていたこと。店に行く時点で結果は決まっていた。後ろめたさを感じつつも、新しい伴侶を決めた。Pandaは車検の切れる24日をもってドナドナということに。

Aomori_hokkaido102とにかくPandaには、この5年の間、ほんとうにいろんな経験をさせてもらった。クルマは壊れるモノだというのはこのクルマを通じて学んだし、(人間のカラダと同じように)壊れる前にはたいてい何らかの予兆があること、たとえ壊れても適切な対処法さえ取ればそんな大きな問題ではないと言うこと、そして外国車ならば現地仕様で乗るのがもっとも自然だと言うこと(欧州で北米でレンタカーを借りるとそれは実感できる)もこのクルマを通じて学んだ。

Pandaについては、また書くことはあるだろうから、その機会に譲ろう。今日もコイン洗車で洗ってきたが、小さいボディはやっぱり洗いやすくていい。リペイントしたボディはまだ艶を保っている。写真は08年の夏に北海道へ行ったときの写真。向こうに見えるのは五稜郭タワー。

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