『DIME』2011年第15号
いっしょに仕事をしているe燃費が紹介されているというので『DIME』を買って読んだ。紹介ページにたどり着くまでに、そのボリュームと情報の密度に圧倒された。Web通販の四つ巴戦争から、PontaやTSUTAYAなどのモバイルポイントの勢力図、さらに無数のガジェット紹介(おそらくその大半はタイアップ)まで、特集と企画をうまく織り交ぜている。制作にはそうとうな人が関わっているのは当然。
うるさいくらいの活字・図版・写真の嵐。だけどレイアウトも見やすさも練られているから、読みにくい、ということはない。さすがに数十年におよぶ雑誌というフォーマットの強さ。この情報量で400円ならむしろ安いと言い切れる。
Webの業界にいると、いかに低コスト(少人数化・省力化)を実現して多数に見られるような工夫をするか、ということばかり考えがちで、多少なりとも成長市場であるWeb媒体という環境におもねってしまっていることに気づく。定型で流し込むことだけじゃなくて、もうちょっとクリエイティビティを出さなきゃね。
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